移動先: 概要 戻り値 関連項目 フラグ Python の例

概要

particle( object , [attribute=string], [cache=boolean], [conserve=float], [count=boolean], [deleteCache=boolean], [dynamicAttrList=boolean], [floatValue=float], [gridSpacing=linear], [inherit=float], [jitterBasePoint=[linear, linear, linear]], [jitterRadius=linear], [lowerLeft=[linear, linear, linear]], [name=string], [numJitters=uint], [order=int], [particleId=int], [perParticleDouble=boolean], [perParticleVector=boolean], [position=[linear, linear, linear]], [shapeName=string], [upperRight=[linear, linear, linear]], [vectorValue=[float, float, float]])

注意: オブジェクト名や引数を表す文字列はカンマで区切ります。これは概要には示されていません。

particle は「元に戻す」が可能、「照会」が可能、「編集」が可能です。

ワールド空間のポイントのリストから新しいパーティクル オブジェクトが作成されます。パーティクル オブジェクトが作成されると、新しいパーティクル シェイプと関連するパーティクル オブジェクトのディペンデンシー ノードの名前を返します。オブジェクトを照会すると、照会結果を返します。パーティクル ID かパーティクル配列内でのパーティクルの順位を使用すると、パーティクル単位のアトリビュートを照会できます。 オブジェクトを編集した場合は何も返されません。

戻り値

string作成したパーティクル オブジェクトの名前

戻り値の型は照会モードでは照会フラグが基になります。

関連項目

addPP, air, collision, connectDynamic, drag, dynExport, dynExpression, emit, emitter, event, getParticleAttr, goal, gravity, newton, radial, setParticleAttr

フラグ

attribute, cache, conserve, count, deleteCache, dynamicAttrList, floatValue, gridSpacing, inherit, jitterBasePoint, jitterRadius, lowerLeft, name, numJitters, order, particleId, perParticleDouble, perParticleVector, position, shapeName, upperRight, vectorValue
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数型 プロパティ
position(p) [linear, linear, linear] multiuse
それぞれのパーティクルのワールド空間での位置。
inherit(i) float queryedit
放出されるオブジェクトの速度の小数部(0-1)が継承されます。
name(n) string queryedit
パーティクル オブジェクトの名前。
shapeName(sn) string queryedit
ジオメトリのインスタンス化で使用するシェイプ名を指定します。 パーティクル オブジェクトに名前を付ける -n フラグと混同しないでください。
count(ct) boolean query
オブジェクトのパーティクル数を返します。
dynamicAttrList(dal) boolean query
オブジェクトのダイナミック アトリビュートのリストを返します。
perParticleDouble(ppd) boolean query
初期状態アトリビュート、キャッシュ アトリビュート、情報のみのアトリビュートを除き、パーティクル単位の二重アトリビュートのリストを返します。
perParticleVector(ppv) boolean query
初期状態アトリビュート、キャッシュ アトリビュート、情報のみのアトリビュートを除き、パーティクル単位のベクトル アトリビュートのリストを返します。
conserve(c) float queryedit
運動量保存のコントロール(0~1 の間)。フレームからフレームへ保存されるパーティクル シェイプの既存の運動量の割合を指定します。 値を 1 にすると(デフォルト)、本来のニュートン物理学に対応し、運動量が保存されます。
particleId(id) int queryedit
パーティクル単位のアトリビュートの照会と編集で使用されます。アトリビュートの照会か編集を行うパーティクルの ID を指定します。 パーティクル単位のアトリビュートの値を照会する場合は、-attribute フラグと -id フラグか -order フラグが必要となり、-q フラグの前に引数を指定する必要があります。

このフラグは照会モードでは値が必要になります。

order(order) int queryedit
パーティクル単位のアトリビュートの照会と編集で使用されます。アトリビュートの照会か編集を行うパーティクルの、パーティクル配列のゼロベースの順序(インデックス)を指定します。パーティクル単位のアトリビュートの値を照会する場合は、-attribute フラグと -id フラグか -order フラグが必要となり、-q フラグの前に引数を指定する必要があります。

このフラグは照会モードでは値が必要になります。

attribute(at) string queryedit
パーティクル単位のアトリビュートの照会と編集で使用されます。照会か編集を行うアトリビュートの名前を指定します。

このフラグは照会モードでは値が必要になります。

vectorValue(vv) [float, float, float] edit
パーティクル単位のアトリビュートの編集のみで使用されます。ベクトル アトリビュートの編集を指定し、ベクトルの 3 つの浮動小数値を続ける必要があります。
floatValue(fv) float edit
パーティクル単位のアトリビュートの編集のみで使用されます。浮動小数アトリビュートの編集を指定し、新しい浮動小数値を続ける必要があります。
numJitters(nj) uint createquerymultiuse
パーティクルごとのジッタ(インスタンス)の数。
jitterRadius(jr) linear createquerymultiuse
パーティクル インスタンスを配置する、中心からの最大半径。
jitterBasePoint(jbp) [linear, linear, linear] createquerymultiuse
ジッタのベース ポイント(中心点)。それぞれのベース ポイントで、ジッタの 1 つのスウォッチが作成されます。コマンド ラインで指定される順序で、ベース ポイントを含むその他のフラグと組み合わせられます。その他のフラグのインスタンスが十分に使用できない場合、-jpb のその他すべてのインスタンスに、ラインの最後のものが使用されます。
gridSpacing(grs) linear createquerymultiuse
グリッド内のパーティクル間の間隔。
lowerLeft(ll) [linear, linear, linear] createquerymultiuse
グリッドの左下のポイント。
upperRight(ur) [linear, linear, linear] createquerymultiuse
グリッドの右上のポイント。
cache(ch) boolean createqueryedit
パーティクル シェイプのキャッシングをオンまたはオフにします。
deleteCache(dc) boolean create
パーティクル シェイプ キャッシュを削除します。このコマンドは元に戻せません。

: コマンドの作成モードで使用可能なフラグ : コマンドの編集モードで使用可能なフラグ
: コマンドの照会モードで使用可能なフラグ : タプルまたはリストとして渡された複数の引数を持てるフラグ

Python の例

import maya.cmds as cmds

# Creates a particle object with four particles
cmds.particle( p=[(0, 0, 0), (3, 5, 6), (5, 6, 7), (9, 9, 9)] )

# Returns the age of the particle with id 2 in object particle1
cmds.particle( 'particle1', q=True, attribute='age', id=2 )

# Returns the velocity of the 3rd particle in the currently selected
# particle object
cmds.particle( attribute='velocity', q=True, order=3  )

# Edits the velocity of the 7th particle in the currently selected
# particle object to be 0.0, 1.0, 0.0
cmds.particle( e=True, attribute='velocity', order=3, vectorValue=(0.0, 1.0, 0.0) )

# Edits the mass of the particle in "particle1" with id 3 to be 0.7
cmds.particle( 'particle1', e=True, attribute='mass', id=3, fv=0.7 )