移動先: 概要 戻り値 フラグ Python の例

概要

dimWhen( string string , [clear=boolean], [false=boolean], [true=boolean])

注意: オブジェクト名や引数を表す文字列はカンマで区切ります。これは概要には示されていません。

dimWhen は「元に戻す」が可能、「照会」が不可能「編集」が不可能です。

このメソッドは、指定した UI オブジェクト(1 番目の引数)を、指定した条件(2 番目の引数)にアタッチして、条件が特定の状態になったときにオブジェクトが暗くなるようにします。

オブジェクトが存在しない場合はエラーになります。条件は存在しなくても問題ありません。その条件が存在するようになるまでは、プレースホルダが使用されます。

UI オブジェクトは、コントロールまたはメニュー項目のどちらかである必要があります。

戻り値

なし

フラグ

clear, false, true
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数型 プロパティ
false(f) boolean create
条件が false である場合にオブジェクトが暗く表示されます。
true(t) boolean create
条件が true である場合にオブジェクトが暗く表示されます (デフォルト)。
clear(c) boolean create
暗く表示する条件が削除されます。

: コマンドの作成モードで使用可能なフラグ : コマンドの編集モードで使用可能なフラグ
: コマンドの照会モードで使用可能なフラグ : タプルまたはリストとして渡された複数の引数を持てるフラグ

Python の例

import maya.cmds as cmds

#    Create a window with a menu item and button that will dim if
#    there are no objects selected in the scene.
#
window = cmds.window(menuBar=True, title='dimWhen Example')
cmds.menu( label='Edit' )
menuItem = cmds.menuItem(label='Delete Selection', command='cmds.delete()')
cmds.columnLayout(adjustableColumn=True)
button = cmds.button(label='Delete Selection', command='cmds.delete()')

#    Create a few buttons to create some objects, select all the objects in
#    the scene, and clear the selection.
#
cmds.button(label='Create Objects', command='cmds.sphere(); cmds.cone(); cmds.cylinder();')
cmds.button(label='Select All', command='cmds.select(all=True)')
cmds.button(label='Select Nothing', command='cmds.select(clear=True)')

#    Add the dim conditions.
#
cmds.dimWhen( 'SomethingSelected', button, false=True )
cmds.dimWhen( 'SomethingSelected', menuItem, false=True )

cmds.showWindow( window )