condition

移動先: 概要 戻り値 フラグ MEL の例

概要

condition [-delete] [-dependency string] [-initialize] [-script string] [-state boolean] string

condition は「元に戻す」が可能、「照会」が可能、「編集」が可能です。

戻り値

なし

戻り値の型は照会モードでは照会フラグが基になります。

フラグ

ロング ネーム（ショート ネーム）	引数型	プロパティ
-dependency(-d)	string
-dependency フラグは、新しい条件を引き起こす別の条件を指定します。条件のいずれかに変化があった場合、その新たな状態のスクリプトが実行され、それに従ってこの条件の状態が設定されます。無限ループを定義することもできますが、ランタイムに捕捉され、適切に処理されます。
-script(-s)	string
条件の新規の状態を決定するスクリプトです。
-initialize(-i)
条件が作成され次第、そのスクリプトを強制的に実行し、条件を初期化します。このフラグが指定されていない場合、依存性のいずれかが起動されるまで、スクリプトは実行されません。
-delete(-del)
条件を削除します。
-state(-st)	boolean
条件の状態を設定します。このフラグを使えば、手動でトリガする条件を作成できます。たとえば、依存性や新たな状態スクリプトを使わずに条件を作成することができます。この条件は、-st/state フラグに対する応答状態を変更するだけです。

: コマンドの作成モードで使用可能なフラグ	: コマンドの編集モードで使用可能なフラグ
: コマンドの照会モードで使用可能なフラグ	: 1 つのコマンドで複数回使用可能なフラグ

MEL の例

//    Create a new condition, called "UndoNorRedo", which is true if
//    and only if undo is not available and redo is not available:

global proc int isUndoNorRedo()
{
    return (!`isTrue UndoAvailable` && !`isTrue RedoAvailable`);
}

condition
    -initialize
    -d UndoAvailable
    -d RedoAvailable
    -s "isUndoNorRedo"
    UndoNorRedo;

// Try out the new condition
//
if ( `isTrue UndoNorRedo` ) {
    print ( "Neither undo nor redo is available\n" );
} else {
    print ( "Undo or redo is available\n" );
}

// Get rid of the condition again
//
condition -delete UndoNorRedo;