error & warning messages
(1208) combustion2.1を適用すると、3ds max終了時にエラーが起こる 02/28/03
適用バージョン:3ds max 5、combustion 2.1
combustionをバージョン2.1にアップデートすると、3ds max終了時にアプリケーションエラーが起こる場合があります。

この問題を解消するには、
  combustion2.1を2.1.1にアップグレードすることで修正できます。
  こちらから、アップデータをダウンロードして下さい。

   
(1187) Object.dbxが、ACIDACAL.ac$ ディレクトリ内のファイルを開けない 12/19/02
適用バージョン:3ds max
問題
"ACIDACAL.ac$ファイルを開けません"というエラーが出て、3ds maxが起動しない。(図1参照)

図1 3ds max 起動時エラー画面

概要
3ds maxは、起動時、Windowsが供給するリソースを使用します。図1の画面の下部分の表示にあるように、emproxy.dloというプラグインの初期化中に問題が発生しています。このDbxHostメッセージは、C:\tempフォルダに入っているACIDACAL.ac$と言う名前のファイルのことを言っています。

この問題の解消には、以下のことに気をつけてください。
・ ACIDACAL.ac$ファイルは、3ds maxの動作中にのみ作成されるテンポラリファイルです。通常、このファイルは存在しません。
・ ここで特定されるC:\tempファイルは、WindowsのTMP環境変数が決定するものであり、3ds maxが決めるものではありません。
・ C:\Tempフォルダがありますか?このフォルダにファイルを書き込むだけの空きがドライブにありますか?フォルダへの書き込みが制限されていませんか?


解消法
ここでは、Windows 2000において、この問題を解消するための手順を説明します。
Windowsの他のバージョンでも、同様の手順になります。

・ マイコンピュータを右クリックし、プロパティを表示します。
・ 詳細タブを選び、環境変数のボタンをクリックします。
・ 環境変数ウィンドウが表示されます。(図2参照)


図2 環境変数ウィンドウ
上部ボックスのユーザ部分で、TMP及びTEMPのパスを検証します。
  ユーザ部分のTMP変数が、3ds maxのエラーに表示されていたパスと同じであることを確認します。
ウィンドウを閉じます。
エクスプローラを開き、フォルダが実際に存在すること、tempドライブに100M以上の十分な空きスペースがあることを確認します。
フォルダが見つからない場合、環境変数ウィンドウに表示されているTMPとTEMP変数用のフォルダをそれぞれ作成します。
3ds maxを再起動し、問題が解消されていることを確認します。
   
(586) インストール中に\eula\adsklicense.iniエラーが起こる 12/09/02
適用バージョン:3ds max 5、3ds max 4、mental ray
概要
ここでは、3ds max 4、3ds max 5のインストール中にシステムがクラッシュする問題について説明します。

問題
3ds maxなどのプログラムをインストール中にシステムがクラッシュし、再びインストールを試みた時、\eula\adsklicense.iniファイルをコピーできないというエラーが表示される場合があります。図1は、表示されるエラーメッセージです。


図1 クラッシュした後、再びインストールを試みると表示されるエラー


ライセンス使用許諾書(eula)に同意していないというメッセージが表示される場合もあります。(図2参照)


図2 ここで記述されたコマンドラインスイッチを加えても、適切に処理されないことがテストで実証されている。


解消法

この問題はWiseインストーラが初回にインストールを完了できなかったところから発生しています。インストールが途中中断していると認識されているので、再度インストールを試みても処理されない状況です。この問題の解消には、システム上のAdskLicense.iniファイルのプロパティをチェックする、または、ワイズインストーラをリセットします。


AdskLicense.iniファイルのプロパティをチェックする

スタートメニューから、"ファイル名を指定して実行"を選択し、名前に"Temp"と入力します。
Tempフォルダが表示されます。AdskLicense.iniファイルが入っていたら、右クリックし、プロパティを開きます。
ファイルの属性で、"読み取り専用"にチェックが入っていたら、"アーカイブ"に変更します。
プロパティウィンドウを閉じ、3ds maxをもう一度インストールします。
それでも、インストールが正しく行えない場合は、AdskLicense.iniファイルをTempフォルダから削除します。
再び、インストールを試みます。


ワイズインストーラをリセットする
上記のステップを行ってもインストールができない、または、AdskLicense.iniファイルの属性が既に"アーカイブ"に設定されていた場合は、インストーラをリセットします。インストーラをリセットするには、以下の手順を行います。

3ds maxCDを挿入し、エクスプローラからCDを開きます。\3dsmaxに、instmsi.exe及びinstmsiw.exeという二つのファイルが入っています。
注意:3ds max 5では、これらのファイルは、msi.と名前の付いたサブフォルダに入っています。
Windows NT/2000では、instmsiw.exeをダブルクリックします。Windows 98またはMEでは、instmsi.exeをダブルクリックします。
最初に表示されるダイアログでは、前回のインストレーションが途中停止状態になっていると告げます。"はい"をクリックします。(図3参照)



図3 "はい"をクリックして、ワイズインストーラのリセットを開始する

・ 次のダイアログでは、.rbsファイルの読み込みにエラーが発生したと告げます。"OK"をクリックします。(図4参照)


図4 OKをクリックし、ワイズインストーラのリセットを続行します。

・ 次に、前回失敗したインストレーションを修復することができません、というメッセージが表示されます。OKをクリックします。


図5 OKをクリックして、先へ進みます


最後に、ワイズインストーラがリセットされたというメッセージが表示されます。OKをクリックします。(図6参照)


図6 OKをクリックします。3ds maxをインストールする準備が整いました。

・ エクスプローラで3ds maxCDに戻り、setup.exeを再び起動します。
・ 3ds maxは、問題なくインストールされます。

   
(1124) Windows XP上で起こる3ds maxのブルースクリーンエラーについて 11/27/02
適用バージョン: 3ds max 5、3ds max 4
問題
3ds maxを起動したら、あの恐ろしいブルースクリーンの死が現れた。(Microsoftのコラム"ブルースクリーンの死を謎解く"を参照)3ds maxが初期化を開始するが、すぐにコンピュータが再起動してしまう。


概要
McAfee VirusScan 4.5.1 SP1が有効な状態で、3ds max 4または3ds max 5をWindows XP上で初期化するときに発生する問題


解決法
NAIFILTR.SYSファイルを取得して、置き換えます。

一時的な回避方法としては、3ds maxを起動する前にMcAfeeを無効にします。Windows画面の右下、システムトレイの中にあるMcAfee Antivirusアイコンをクリックしてオプションを開きます。リアルタイムプロテクションを解除してから、3ds maxを起動します。これで、3ds maxは問題なく使用可能になります。

McAfee Antivirusセキュリティの他のバージョンでも、同様の症状が発生する可能性があります。テストするには、リアルタイムプロテクションを解除してから、3ds maxを起動します。

   
(595) MenuMan.cppエラーによって、3ds maxが起動しない 10/26/02
適用バージョン:3ds max 5.x、3ds max 4.x 0
問題
3ds maxを起動しようとすると、3ds maxは起動を始めるが、"In file:'MenuMan.cpp' Line: xxxx"というダイアログを表示して止まります。

概要
3ds max のCUI(カスタムユーザインターフェイス)ファイルが移動、削除、壊れた場合、MenuMan.cppエラーが表示されます。3ds max CDを挿入し、Repairオプションを選択する、または、紛失したファイルを手動で加えることによって、ファイルを復旧することができます。


解消法
3ds maxを起動する時、以下のエラーが表示されます。(3ds max 4.xには図1、3ds max 5.xには図2を参照)


図1 3ds max 4.xで表示されるエラー


図2 3ds max 5.xで表示されるエラー


このエラーが発生する理由で最も多いのは、カスタムユーザインターフェイスファイルを別のシステムへ移すために他の場所に保存していて、保存した場所から削除してしまったケースです。

まず、可能ならば、Windows Recycle Binから紛失しているCUIファイルを探し、元の位置へ戻します。これには、Windows Recycle Binを開き、ファイルの場所を確認します。見つけたら、全てのファイルをそれぞれ右クリックし、メニューからRestoreを選択します。必要なカスタムユーザインターフェイスファイルは、以下の拡張子で終わっています。

・ .clr
・ .kbd
・ .mnu

3ds maxをカスタマイズしていなく、ファイルが復旧しない、またはファイルが壊れている場合、3ds maxに有効なCUIファイルの場所を伝える必要があります。オリジナルのDefaultUI.xxxが\3dsmax\UIフォルダに入っているかどうかを確認します。入っている場合、3ds maxディレクトリにある3dsmax.iniを削除する、または、名前を変更します。3ds maxが起動すると、新しい3dsmax.iniが生成され、3dsmax.iniファイルを探しに行くことはありません。この新しい3dsmax.iniファイルによって、3ds maxはDefaultUI CUIファイルをロードします。

デフォルトのCUIファイルが壊れた場合、CDから3ds maxのインストーラーを起動し、Repairオプションを選択します。

注意:
インストールしてあったアップデートなどは全て再インストールする必要があります。


アドバンスユーザでしたら、3dsmax.iniファイルを手動で編集することも可能です。前述の拡張子を探します。CUIファイルに与えられたパスやファイル名が適切かどうか、各行をチェックします。以下は、3ds max 5及びDefaultUIファイルを使用する場合、適切な設定の一例です。