04/11/03
combustion 2.1.1アップデーター





combustion 2.1.1アップデータは、ディスクリートのウェブサイトからダウンロードできます。
<http://www.discreet.com/support/combustion/download/download.php3>
のdownloadsより、該当するプラットフォームのアップデータをダウンロードしてください。

discreet® combustion® 2.1.1 アップデータに関する追記事項

combustion 2.1.1アップデータがDiscreetのウェブサイトからダウンロードできます。まずcombustion 2.1をインストール・登録後このアップデータをインストールしてください。
combustion 2.1日本語ユーザーインターフェイスをご使用の場合は、combustion 2.1.1アップデータを実行する前に必ず、英語ユーザーインターフェイスの状態に戻した後に、combustion 2.1.1アップデータを実行してください。
combustion 2.1用日本語ユーザーインターフェイスキットは、combustion 2.1.1では使用できません。combustion 2.1.1用日本語ユーザーインターフェイスキットのダウンロード及びインストール方法は、以下のURLをご参照ください。
http://www.discreet.jp/support/software_support/downloads/comb_downloads.htm

combustion に関する情報は、以下のサイトにてご覧いただけます。
http://www.discreet.jp/products/combustion/

解決された問題
以下はこのアップデータにより解決された問題です。

Particle Display/Rendering

Particleブランチにてパーティクルエミッタを透明な背景とともに作成した場合、パーティクルエミッタは現在のビューポート上に正しく表示されます。
Particleブランチにてパーティクルエミッタを透明な背景とともに作成するか、透明度0のSolidレイヤを作りパーティクルエミッタをこのレイヤに追加した場合、パーティクルエミッタのエッジなどの繊細なディテールは失われません。
注:パーティクルエミッタを明るい背景上に作成し、このパーティクルエミッタのタイプが [Intense] になっている場合、パーティクルエミッタは非常に明るくなります。これは正常です。[Intense] オプションはAdditiveトランスファモードを使用してパーティクルエミッタを明るくするために使います。パーティクルエミッタ [Intense] オプションは加色法(Additive)であるため、明るい背景上では色あせが起こってしまい、白い背景上ではまったく見えなくなってしまいます。パーティクルエミッタの色を保つためには、ワークスペースパネル上でパーティクルエミッタのタイプを選択し、Particle Controls パネル上で [Particles and enable Preserve Color] を選択します。パーティクルエミッタの可視状態を時間が経過するごとに変更するには、ワークスペースパネル上でパーティクルエミッタのタイプをクリックし、Particle Controls パネル上で[Behavior]を選択して可視状態を変更します。
これは、パーティクルエミッタを透明な背景上に作成してからフッテージと合成した場合とは異なります。単一の透明な背景にパーティクルエミッタを追加した場合、まず透明な背景上に作成されてからフッテージに合成されます。パーティクルエミッタをフッテージオペレータに追加した場合、作成されたパーティクルエミッタは [Intense] となり、その色が背景に追加されます。パーティクルエミッタが透明な背景上に作成されたようにするには、[Workspace]パネル上でパーティクルエミッタタイプをクリックし、[Particle Controls] パネル内で[Particle] を選択した後 [Preserve Color] をオンにします。

Particle Preview
[Particles Preview] パネルを浮動にするオプションが加わりました。[Particles Preview] パネルのオプションにはcombustion Preferencesダイアログからアクセスすることができます。浮動[Particles Preview] パネルを使用するには、Preferencesダイアログの[Particles] から、[General]領域を選択します。[Preview Palette Floating] の横にある[On]を選択します。[Changes will take effect the next time combustion is launched. (変更内容は次回にcombustionを立ち上げたときに適用されます。)]というメッセージが表示されますので、OKをクリックし、combustionを一度終了して再起動してください。[Particles Preview] パネルはサイズ変更可能の浮動ダイアログとなっています。

Gmask設定をIFFFに書き出すには
GmaskタンジェントアニメーションをflameRに正しく書き出すことができるようになりました。その結果、combustion Preference ダイアログ内の[Paint General] 領域中 [Tangents Animation Compatible with IFFF]オプションは不要になったため削除されました。

Bezier と Cubic Gmaskキーフレーム補間

Bezier または Cubic 補間はflame でサポートされていないということを示すメッセージが追加されました。[Settings] / [Export] / [Mask Controls]パネル内でこれらの補間を選択すると、このメッセージが表示されます。

combustion と edit の統合
edit 6.0 または edit 6.5 にてcombustion のテンプレートを正しくレンダリングできるようになりました。

combustion と 3ds max の統合
3ds max? 5 内でcombustion ツールを使ったとき、プログラム終了時に3ds max 5 がクラッシュする問題が解決されました。

combustion の Macintosh上での使用
OS X v10.1 and v10.2.上で日本語文字を入力できるようになりました。但し、Macintosh上の日本語入力に際しては、以下の点にご注意ください。

Mac OS X:Textオペレータ
  日本語入力は、Text Editorにて行う必要があります。ビューポートに直接入力することはできません。
  Auto Kerningにチェックが入っていると、選択するフォントによっては、正常にカーニングが行われない場合があります。
  1つのTextオブジェクト内に、全角日本語文字と英数字を混合する場合には、日本語入力プログラム内で英語/日本語を切り替えて行って下さい。文字入力中に、日本語入力プログラムと英語入力プログラムに切り替えると、Text Editor内の文字が崩れてしまう場合があります。
(例:ことえりを使用する場合、英語/日本語に切り替えは、スペースバーの左右の「英数」ボタン、「カナ かな」ボタンにて行います。)

Mac OS 9:Textオペレータ
  英語と日本語を混合して入力を行う際には、Text Editorを使用せず、ビューポートで直接入力をしてください。Text Editorを使用すると、文字がくずれる場合があります。
  Auto Kerningにチェックが入っていると、選択するフォントによっては、正常にカーニングが行われない場合があります。


インストールについて

combustion 2.1.1アップデータはcombustion 2.1上にインストールしてください。
注意:combustion 2.1.1 アップデータをcombustion 2.0.1以前のバージョンにインストールすることはできません。
combustion 2.1.1アップデータをインストールするにあたっての条件は以下のとおりです。
combustion 2.1.1アップデータは、AppleR Macintosh OSR 9.x, OS X v10.1, または OS X v10.2, MicrosoftR Windows NTR 4.0, Windows 2000, と Windows XP システムにインストール可能です。
Windows 上では、Internet Explorer 5以上が必要です。IE5をお持ちでない場合は、マイクロソフト社ウェブサイトからダウンロード可能です。
www.microsoft.co.jp
Mac OS X上でcombustion 2.1.1にアップデートを行うには、一度、言語環境を英語にする必要があります。手順は以下の方法で行えます。
 
1. MacOS Xの「システム環境設定」の「言語環境」を開き、「言語」タブの言語で「English」を一番上にドラッグします。
2. アップルメニューから「ログアウト」を選択してログアウトし、再度同じユーザでログインします。MacOS Xが英語環境で開きます。
3. ダウンロードしたcombustion_2_1_1_updater.sitを解凍し、combustion_2_1_1_updaterを使用してアップデートを行います。
4.  MacOSXを日本語環境に戻すには、「SystemPereference(システム環境設定)」の「International」を開き、「Language」タブのLanguagesで「日本語」を一番上にドラッグし、再度ログインし直します。
注意:日本語環境のMacOS X上でcombustion 2.1.1アップデータを起動すると、文字化けが発生してしまいます。

サポートされているOpenGL グラフィックカード
combustion 2.1.1アップデータによりサポートされているOpenGL機能にて使用でき、テスト済みのOpenGLグラフィックカードは以下のものです。
最新情報については、Discreetのサポートサイトをご覧ください。
http://www.discreet.com/support/combustion/
Windows
  NVIDIAR Quadro 4 900 XGL
NVIDIA Quadro 4 750 XGL
NVIDIA Quadro2 Pro?
NVIDIA Quadro2 MXR Dual Head
NVIDIA Quadro DCC (driver version 28.32)
3dLabs VP 870 (3ds max? 5とあわせて使用する形で検証されています。)
3dLabs Wildcat II (5000, 5110)
3dLabs Wildcat III (6110, 6210)
3dLabs Wildcat 7110 Windows 2000 上にての検証 (driver 5.6.0.35)
Matrox G400 または G450 (パフォーマンスに限度があります); Matroxから提供されたドライバv.5.72.021で検証されています。
Macintosh
  ATIR Radeon™
ATI Rage Pro
NVIDIAR GeForce2™ MX
NVIDIAR GeForce2 MX Twin View
NVIDIAR GeForce3™
NVIDIAR GeForce4™
注意:OpenGLグラフィックアクセラレータカードのいくつかは、テクスチャメモリが限られているため、combustion 2.1.1で使用したときにパフォーマンスが限られてしまうことがあります。

TRADEMARKS
Autodesk, combustion, Discreet, fire, flame, flint, frost, inferno, smoke, 3ds max, backburner, edit, Render Queueおよび sparks は米国およびその他の国におけるAutodesk社・Autodesk Canada 社の商標です。

THIRD-PARTY TRADEMARKS
その他のブランド名、製品名、または商標は、各社の商標または登録商標です。