移動先: 概要 戻り値 フラグ. MEL 例.
dirmap [-convertDirectory string] [-enable boolean] [-getAllMappings] [-getMappedDirectory string] [-mapDirectory string string] [-unmapDirectory string]
string string
dirmap は 「元に戻す」が可能、「照会」が可能、「編集」が不可能 です。
ディレクトリを別のディレクトリにマップするために使用します。最初の引数はマッピング元のディレクトリで、2 番目の引数はマッピング先の目的ディレクトリです。
ディレクトリは絶対パスであり、またスラッシュ(「/」)で区切る必要もあります。マッピングでは、すべてのプラットフォームで大文字と小文字が区別されます。
このコマンドは、Maya プロジェクト内に一部のテクスチャが含まれていない可能性がある別のマシンにプロジェクトを移動する場合、またはテクスチャ アーカイブを新しい場所に移動する場合に便利です。内蔵タイプのプロジェクトをあるマシンから別のマシンに移動する場合は必要ありません。この場合はプロジェクト全体をコピーし、Maya プロジェクトを新しい場所に設定してください。
1 回のディレクトリ移動では、コマンドが有効になってマッピングが正しく設定されると、シーンを開いてマップ場所を保存したときが、ファイルに保存したファイル名に反映されます。
永久マッピングをセット アップするには、コマンドを有効にし、Maya を起動するたびに実行されるスクリプト内でマッピングをセット アップする必要があります(userSetup.mel が起動時に読み込まれる)。
ディレクトリ マッピングと有効な状態は、Maya セッション間で保持されません。
このコマンドでは、1 つの「メイン」フラグで、実行するアクションを指定する必要があります。
メイン フラグは以下のとおりです。-[m|um|gmd|gam|cd|en]
string | convertDirectory を使用する場合 |
戻り値の型は照会モードでは照会フラグが基になります。
convertDirectory, enable, getAllMappings, getMappedDirectory, mapDirectory, unmapDirectory
ロング ネーム(ショート ネーム) |
引数型 |
プロパティ |
-enable(-en)
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boolean
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ディレクトリ マッピングが有効になります。
ディレクトリ マッピングは、Maya の起動時にオフになります。ディレクトリ マッピングが有効な場合に Maya シーンを開くと、シーンを開いた際にファイル テクスチャ パス(とその他のファイル パス)が変換されます。-enable が true である場合、-cd フラグのみがマップ済みディレクトリを返します。
照会時には、マッピングが有効になっているかどうかが返されます。
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-mapDirectory(-m)
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string string
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ディレクトリがマップされます。最初の引数が次の引数にマップされます。
どちらのディレクトリも、起動時にローカル マシン上に存在する必要はありません。
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-unmapDirectory(-um)
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string
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ディレクトリのマップを解除します。指定する引数は、-mapDirectory フラグで使用される引数とまったく同じである必要があります。
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-getMappedDirectory(-gmd)
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string
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マップ済みディレクトリを入手します。指定する引数は、-mapDirectory フラグで使用される最初の文字列とまったく同じである必要があります。
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-getAllMappings(-gam)
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すべてのカレント マッピングを入手します。
カレント マッピングの文字配列が、
[redirect1, replacement1, ... redirectN, replacementN] というフォーマットで返されます。
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-convertDirectory(-cd)
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string
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ファイルまたはディレクトリを変換します。
コマンドが有効な場合は、マップ済みファイルかディレクトリの名前が返されます。指定した文字列にマップ済みディレクトリが含まれている場合、戻り値には、マップ済みのもので置き換えられた従属文字列が含まれます。その他の場合は、指定した引数文字列が返されます。コマンドが無効な場合は、常に指定した引数が返されます。ファイルかディレクトリが存在するかどうかはチェックされません。指定した文字列がディレクトリである場合は、最後に「/」を付ける必要があります。
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: コマンドの作成モードで使用可能なフラグ
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: コマンドの編集モードで使用可能なフラグ
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: コマンドの照会モードで使用可能なフラグ
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: 1 つのコマンドで複数回使用可能なフラグ
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dirmap -en true;
dirmap -m "/usr/maya/textures" "/share/store/textures";
dirmap -cd "/usr/maya/textures/characters/skin1.iff";
// Result: /share/store/textures/characters/skin1.iff"
dirmap -m "D:/mySoundfiles" "/usr/me/sounds";
dirmap -cd "D:/mySoundfiles/";
// Result: /usr/me/sounds/