移動先: 概要 戻り値 フラグ Python の例

概要

listRelatives( [objects] , [allDescendents=boolean], [allParents=boolean], [children=boolean], [fullPath=boolean], [noIntermediate=boolean], [parent=boolean], [path=boolean], [shapes=boolean], [type=string])

注意: オブジェクト名や引数を表す文字列はカンマで区切ります。これは概要には示されていません。

listRelatives は「元に戻す」が可能、「照会」が不可能「編集」が不可能です。

DAG オブジェクトの親と子がリストされます。-c/children フラグ、-ad/allDescendents フラグ、-s/shapes フラグ、-p/parent フラグ、-ap/allParents フラグを同時に指定することはできません。1 つのコマンドでは、このうち 1 つのみを使用できます。

ワールドのすぐ下でオブジェクトの親をリストすると、このコマンドは空の親リストを返します。シェイプのすぐ下でオブジェクト(アンダーワールド オブジェクト)の親をリストすると、親のリストに含まれるシェイプ ノードが返されます。オブジェクトのコンポーネントの親をリストすると、そのオブジェクトが返されます。

子をリストする場合、シェイプ ノードでは、子のリストでアンダーワールド オブジェクトが返されます。オブジェクトのコンポーネントの子をリストしても、何も返されません。

-ni/noIntermediate フラグは -s/shapes フラグとともに動作します。 このフラグを使用すると、派生するものの中間シェイプが無視されます。

戻り値

string[]

フラグ

allDescendents, allParents, children, fullPath, noIntermediate, parent, path, shapes, type
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数型 プロパティ
children(c) boolean create
DAG ノードのすべての子がリストされます(デフォルト)。
allDescendents(ad) boolean create
DAG ノードのすべての子や孫などが返されます。派生するものがインスタンス化されている場合、その派生するものは、返されるリストに 1 回だけ現れます。 子の前に孫がリストされることに注意してください。
shapes(s) boolean create
トランスフォームではなく、シェイプ ノードである、DAG ノードのすべての子がリストされます。
parent(p) boolean create
DAG ノードの親が返されます。
allParents(ap) boolean create
DAG ノードのすべての親が返されます。通常の場合、このコマンドは、オブジェクトの最初のインスタンスに対応する親のみを返します。
path(pa) boolean create
別のコマンドに渡すことができる、適切なオブジェクト名が返されます。
fullPath(f) boolean create
オブジェクト名ではなくフル パス名が返されます。
noIntermediate(ni) boolean create
中間オブジェクトは返されません。
type(typ) string createmultiuse
指定したタイプに関連するものすべてがリストされます。

: コマンドの作成モードで使用可能なフラグ : コマンドの編集モードで使用可能なフラグ
: コマンドの照会モードで使用可能なフラグ : タプルまたはリストとして渡された複数の引数を持てるフラグ

Python の例

import maya.cmds as cmds

# create an object and an instance for queries
cmds.sphere( n='nexus' )
cmds.instance( n='ball' )

# List the name of the shape below the transform node.
shapes = cmds.listRelatives('nexus')

# list all parents of shape
# (The result of the command is shown)
cmds.listRelatives( shapes[0], allParents=True )
# Result:[u'nexus', u'ball'] #