移動先: 概要 戻り値 キーワード フラグ Python の例

概要

filterCurve([endTime=time], [filter=string], [kernel=string], [maxTimeStep=float], [minTimeStep=float], [period=float], [startTime=time], [timeTolerance=float], [tolerance=float])

注意: オブジェクト名や引数を表す文字列はカンマで区切ります。これは概要には示されていません。

filterCurve は「元に戻す」が可能、「照会」が不可能「編集」が不可能です。

filterCurve コマンドはアニメーション カーブのリストをフィルタします。現在、サポートしているのはオイラー フィルタのみです。オイラー フィルタは非連続の回転アニメーション カーブを滑らかなカーブに修正します。

戻り値

intフィルタされたカーブの数。

キーワード

filter

フラグ

endTime, filter, kernel, maxTimeStep, minTimeStep, period, startTime, timeTolerance, tolerance
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数型 プロパティ
filter(f) string create
使用するフィルタ タイプを指定します。使用可能なフィルタはオイラー(Euler)、簡略化(Simplify)、リサンプル(Resample)です。デフォルトではオイラーが使用されます。
tolerance(tol) float create
簡略化(Simplify)フィルタ。
timeTolerance(tto) float create
簡略化(Simplify)フィルタ。
minTimeStep(mns) float create
簡略化(Simplify)フィルタ。
maxTimeStep(mxs) float create
簡略化(Simplify)フィルタ。
period(per) float create
リサンプル(Resample)フィルタ。
kernel(ker) string create
リサンプル カーネルは高密度データをリサンプリングする、デシメーション フィルタです。キーフレームに動作し、まばらなデータで使用すると、期待するような結果が出ない場合があります。

リサンプル フィルタは、均一性を問わず、時間ステップ入力データ サンプルを指定した均一 timeStep へと変換します。さまざまな時間領域フィルタが使用可能で、アニメーション カーブのキーフレームに適用されるリサンプリング カーネルを選択するカーネル フラグで指定できます。

カーネル値
closest 出力タイムスタンプに最も近いサンプル
lirp 最も近いサンプル間のリニア補間
box ボックス フィルタ: 移動平均
triangle 三角フィルタ: (1 - |x|)ウェイト付けされた移動平均
gaussian2 Gaussian2 フィルタ: (2^(-2x*x)) ウェイト付けされた移動平均
gaussian4 Gaussian4 フィルタ: (2^(-4x*x)) ウェイト付けされた移動平均

このフィルタはデシメーションのリサンプリングのみが対象で、補間のリサンプリングは基本的にサポートしていません。出力フレーム レートが入力フレーム レートよりも高い場合は(入力時間ステップは規則的と仮定されないので概算)通常、lirp と三角は補間され、残りは入力のフェーズと頻度によって平均化、または最も近いサンプルを使用します。ただし、この操作モードでは期待する結果が得られない場合があります。

startTime(s) time create
フィルタリングの開始時間を指定します。指定していない場合、アニメーション カーブの最初のキーを使用して開始時間を取得します。
endTime(e) time create
フィルタリングするセクションの終了時間を指定します。指定していない場合、アニメーション カーブの最後のキーを使用して終了時間を定義します。

: コマンドの作成モードで使用可能なフラグ : コマンドの編集モードで使用可能なフラグ
: コマンドの照会モードで使用可能なフラグ : タプルまたはリストとして渡された複数の引数を持てるフラグ

Python の例

import maya.cmds as cmds

cmds.filterCurve( 'nurbsCone1_rotateX', 'nurbsCone1_rotateY', 'nurbsCone1_rotateZ' )