移動先: 概要 戻り値 フラグ MEL の例

概要

ungroup [-absolute] [-parent string] [-relative] [-world] [objects...]

ungroup は「元に戻す」が可能、「照会」が不可能「編集」が不可能です。

指定したオブジェクトのグループ化を解除します。

グループ解除されたオブジェクトは、-w フラグで指定されない限り、 グループ ノードと同じ階層に置かれます。 -w で指定した場合はワールド空間の下に置かれます。

オブジェクトがグループ化解除されたとき、 新しく置かれたグループに同じ名前のオブジェクトがあった場合、 このコマンドはグループ化解除されたオブジェクトの名前を変更します。

関連項目: group、parent、instance、duplicate

戻り値

なし

フラグ

absolute, parent, relative, world
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数型 プロパティ
-world(-w) create
グループ化解除されたオブジェクトをワールド空間の下に置きます。
-parent(-p) string create
グループ化解除されたオブジェクトを特定の親の下に置きます。
-relative(-r) create
オブジェクトの既存のローカル変換を保持します(ローカル変換を修正しません) 。
-absolute(-a) create
既存のワールド オブジェクトの変換を保存します(オブジェクトの全体的な変換は、オブジェクのローカルな変換を修正することによって保持されます)。[デフォルト]

: コマンドの作成モードで使用可能なフラグ : コマンドの編集モードで使用可能なフラグ
: コマンドの照会モードで使用可能なフラグ : 1 つのコマンドで複数回使用可能なフラグ

MEL の例

// Create a simple hierarchy
sphere -n sphere1; move 2 0 0;
sphere -n sphere2; move -2 0 0;
group -n group1 sphere1 sphere2; move 0 2 0;
sphere -n sphere3; move 0 0 2;
group -n group2 group1 sphere3;
group -em -n group3;

// Remove group1 from the hierarchy. What should remain
// is group2 with sphere3, sphere1, and sphere2 as children.
// Note that the objects don't move since the absolute flag
// is implied.
//
ungroup group1;

// Try the same ungroup with the -relative flag.
// Now sphere1 and sphere2 will move down 2 units in Y.
//
undo;
ungroup -relative group1;

// Now try the same ungroup operation with the -parent flag.
// This will move the children of group1 under group3.
undo;
ungroup -parent group3 group1;