移動先: 概要 戻り値 フラグ MEL の例

概要

scriptEditorInfo [-clearHistory] [-clearHistoryFile] [-historyFilename string] [-input string] [-suppressErrors boolean] [-suppressInfo boolean] [-suppressResults boolean] [-suppressStackWindow boolean] [-suppressWarnings boolean] [-writeHistory boolean]

scriptEditorInfo は「元に戻す」が可能、「照会」が可能、「編集」が可能です。

Command Window ウィンドウの内容を直接操作と照会するには、このコマンドを使用します。

注: 最近の変更により、一部のフラグはスクリプト エディタ(Script Editor)ウィンドウで動作しなくなりました。CommandWindow(旧スクリプト エディタ)では、すべてのフラグが引き続き動作します。

注: このコマンドを使用して新しいスクリプト エディタ ウィンドウを作成することはできません。

戻り値

string返された Command Window ウィンドウの名前。

戻り値の型は照会モードでは照会フラグが基になります。

フラグ

clearHistory, clearHistoryFile, historyFilename, input, suppressErrors, suppressInfo, suppressResults, suppressStackWindow, suppressWarnings, writeHistory
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数型 プロパティ
-clearHistory(-ch) edit
Command Window の上部のフィールド内で読み取り専用のテキストをクリアします。
-input(-i) string edit
Command Window の下部のフィールド内でテキストを設定します。 フィールドをクリアするため、この値は空の文字列に設定します。 注: このフラグは Command Window にのみ作用し、新しいスクリプト エディタには作用しません。 新しいスクリプト エディタを操作する方法については、cmdScrollFieldExecuter と cmdScrollFieldReporter のマニュアルを参照してください。
-historyFilename(-hfn) string queryedit
Command Window がすべてのヒストリをエコーするために使用するファイル名を設定するか返します。-wh/writeHistory フラグが true に設定されているときにこれが空の文字列である場合、デフォルト ファイルに自動的に設定されます。
-writeHistory(-wh) boolean queryedit
true の場合、Command Window はヒストリをすべて -hf/historyFilename フラグに定義されたファイルに返します。このフラグは、ファイルの書き込みを効果的にオン/オフにします。
-clearHistoryFile(-chf) edit
-wh/writeHistory が true の場合にのみ、-hf/historyFilename フラグによって定義されているファイルをクリアします。新しいヒストリ ファイルを開始するには、このフラグを使用します。Command Window のデフォルトの動作は、既存のファイルへのアペンドです。
-suppressErrors(-se) boolean queryedit
true の場合、Command Window とスクリプト エディタにはエラー メッセージが表示されません。
-suppressWarnings(-sw) boolean queryedit
true の場合、Command Window とスクリプト エディタには警告メッセージが表示されません。
-suppressInfo(-si) boolean queryedit
true の場合、Command Window とスクリプト エディタには Maya によって生成された情報メッセージが表示されません。
-suppressResults(-sr) boolean queryedit
true の場合、Command Window とスクリプト エディタにはコマンドの結果が表示されません。
-suppressStackWindow(-ssw) boolean queryedit
このフラグが true で stackTrace メカニズムがオンになっている場合、スタック ウィンドウの表示が抑制されます。スタック トレースを有効にすると、独立したスタック ウィンドウの代わりに出力ウィンドウに結果が返されます。

: コマンドの作成モードで使用可能なフラグ : コマンドの編集モードで使用可能なフラグ
: コマンドの照会モードで使用可能なフラグ : 1 つのコマンドで複数回使用可能なフラグ

MEL の例

  // Set the text of the input area of the Script Editor.
  scriptEditorInfo -input "// select -all; delete;";

  // Clear the input area of the Script Editor.
  scriptEditorInfo -input "";

  // Begin recording the Script Editor history to a file called
  // tempHistoryLog.txt in your maya directory.
  scriptEditorInfo -historyFilename "tempHistoryLog.txt" -writeHistory true;

  // Stop recording the Script Editor history
  scriptEditorInfo -writeHistory false;

  // On Windows the following line would print something like "C:/maya/tempHistoryLog.txt"
  // On Linux it would be "~/maya/tempHistoryLog.txt"
  print `scriptEditorInfo -query -historyFilename`;

  // Suppress all warning and info messages
  scriptEditorInfo -e -suppressWarnings true;
  scriptEditorInfo -e -suppressInfo true;