移動先: 概要 戻り値 関連項目 フラグ MEL の例

概要

goal [-goal string] [-index] [-useTransformAsGoal boolean] [-weight float] selectionList

goal は「元に戻す」が可能、「照会」が可能、「編集」が不可能です。

特定のパーティクル オブジェクトのゴールとなる特定のオブジェクトを指定します。ゴール オブジェクトがジオメトリの場合、パーティクル オブジェクト内の各パーティクルはそれぞれ、ゴールの特定の頂点、CV、ラティス ポイントの位置に追従するかマッチしようとします。ゴール オブジェクトがほかのパーティクル オブジェクトの場合、各パーティクルはゴールのパーティクルに追従しようとします。 その他の場合、全パーティクルはゴール オブジェクトがトランスフォームする現在位置に追従しようとします。ジオメトリとパーティクル オブジェクトの場合、この後者の動作については、-utr true を使用しても得られます。

ゴール ウェイトはキーフレーム設定できます。これは、ゴールを追加してマルチアトリビュートとなる、パーティクル オブジェクトによります。

戻り値

string

戻り値の型は照会モードでは照会フラグが基になります。

関連項目

particle

フラグ

goal, index, useTransformAsGoal, weight
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数型 プロパティ
-goal(-g) string createquerymultiuse
このフラグは文字列を指定して、コマンド ラインのパーティクル オブジェクト、または現在選択されているパーティクル オブジェクトのゴールにします。このフラグを複数回使用して、パーティクル オブジェクトのゴールを複数指定することができます。照会はアトリビュート エディタ(Attribute Editor)で使用されます。
-weight(-w) float create
これはゴール ウェイト値を 0 から 1 に指定します。値が 0 であればゴールの位置はパーティクル オブジェクトに影響しませんが、ウェイトを 1 にするとパーティクル オブジェクトはゴール オブジェクトに正確に追従しようとします。このフラグは一度渡されるだけで、-g/-goal フラグで渡された全ゴールにウェイトを設定します。
-index(-i)
(照会専用)ゴールのマルチアトリビュート インデックスの配列を返します。 これはアトリビュート エディタ(Attribute Editor)専用です。
-useTransformAsGoal(-utr) boolean create
指定したオブジェクトの、シェイプではなく、トランスフォームを使用します。 パーティクルとジオメトリ オブジェクトにのみ有効です。一度渡されるだけで、-g で渡された全オブジェクトに適用されます。

: コマンドの作成モードで使用可能なフラグ : コマンドの編集モードで使用可能なフラグ
: コマンドの照会モードで使用可能なフラグ : 1 つのコマンドで複数回使用可能なフラグ

MEL の例

     goal -g surface1 -w .75 Particle;

// This command assigns surface1 as a goal of Particle with a goal
// weight of 0.75.

     goal -g surface1 -w .75 -utr true Particle;

// This command assigns the transform of surface1 as a goal of Particle
// with a goal weight of 0.75.

     goal -g camera1 -w .75 Particle;

// This command assigns the transform of camera1 as a goal of Particle
// with a goal weight of 0.75.  The -utr flag is not relevant because
// only the transform can be used for any object other than geometry
// or particles.