概要
backburner 2は、一般的にはシステムによって変化するシステムのMACアドレスを使って、backburner 2>network>ServerフォルダにXMLファイルを作成し、名前を付けます。
これらのXMLファイルは、それぞれのサーバーのMACアドレスに従って命名されます。backburnerサーバーを稼動する2つのシステムのMACアドレスが同じ場合、backburnerマネージャは、互いのXMLファイルを上書きしてしまい、マネージャはいずれか1つのシステムしか認識しません。
マネージャシステムがサーバーの1つに接続を繰り返すという症状も、この問題によるものです。
問題
ネットワークレンダリングファームの backburner サーバを起動すると、マネージャシステムが、 backburner サーバーを稼動する他のシステムを利用できなくなる。サーバーを新規に接続すると、両方のサーバーが再接続を争うように、再接続メッセージが継続的に表示される。
対処方法
問題の原因を特定するために、DOSプロンプトを開き、次のように入力します。
ipconfig/all
このDOSコマンドは、システムで使用中の全てのネットワーク接続構成を表示します。
・ リストされたEthernetアダプタの数に注意
・ Ethernetアダプタの各MACアドレスをチェック
backburnerサーバを稼動している全てのシステムでこのコマンドを実行し、全てのMACアドレスを比較します。複数のbackburnerサーバシステムで同じMACアドレスが使用されている場合、MACアドレスの重複が原因と考えられます。
注意:backburner 2 で使用される MAC アドレスは、 backburner 2 > network > Servers フォルダで同じ MAC アドレスを持つファイル名になります。
対処方法
- マイネットワーク"を右クリックし、メニューからプロパティを選びます。システムの全てのネットワーク接続を示す"ネットワーク接続"ウィンドウが表示されます。この問題は、複数の接続がリストされている場合に起こる可能性が高いです。有効な接続は、ローカルエリア接続としてリストされていますが、ほとんどの場合、複数存在します。
- MACアドレスを複製し、接続を不能にしている問題のソフトウェア接続を特定しなくてはなりません。有効なローカルエリア接続の上を右クリックして、メニューから"無効"を選びます。問題を起こしている接続を特定するには、接続を無効にしてから、backburnerサーバを再起動し、問題が発生するかどうかを確認します。詳細表示では、ハードウェア接続であるか、ソフトウェア接続であるかの見分けが付きます。"VPN"、"PPOE"という表記があるものは、ほぼ100%ソフトウェア接続です。
- backburner 2サーバをそれぞれ再起動します。
- これで、backburnerマネージャシステムは、それぞれのサーバシステムのServersフォルダに、各システムのMACアドレスを反映した新しいxmlファイルを作成します。
注意:バーチャルネットワーク接続(バーチャルMACアドレス)は、正式サポートしていません。しかし、ケーブルやDSL接続の場合に見られるように、システムがルーターを通さずにインターネットに接続する唯一のシステムであり、VPN、PPOEのようなソフトウェアだけが必要とされるケースでは、可能な場合もあります。
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