最近デジタルシネマトグラフィが注目されているが、REDカメラほど話題になっているカメラはないだろう。しかし、このカメラとその関連ソフトウェアに関する資料がないため、ポストプロダクションでREDによる素材に携わる者は、ウェブ上のフォーラムに列挙された投稿をかき分けるようにして、試行錯誤することになる。そこで今回のThe Color Magazineでは、独自に行ったRED ONEカメラのテスト結果を報告する。
注:これはREDファームウェアのビルド16(この記事を書いている時点で最新のもの)を使っているので、他のファームウェアバージョンを使ってキャプチャした画像には当てはまらないかも知れない。
RAW値を変換するカラースペースを最初に定義する変換オプションは、Gamma(ガンマ)設定とColor Space(カラースペース)設定の2つである。Gamma 設定では、結果として生じる画像のトーンスケールをコントロールする数種類の1D-LUTから選択し、Color Space設定では、レッド、グリーン、ブルーのプライマリーの配置をコントロールする数種の3x3 マトリクスオプションの中から選択する。Gamma にもColor Space にも、同じRedSpace、Rec709というオプションがあるが、これはGamma 設定で選択したか、Color Space 設定で選択したかによってエフェクトが異なることに注意しよう。また、この設定をシンクロナイゼーションでも選ぶ必要はない。例えば、Rec709の Color Space 設定を使うと、結果は常にサチュレートであった。従って、Rec709のGamma設定でも、RedSpaceまたはCameraRGBのColor Space設定を使うことになる。
オートデスクのモントリオール本社で、カラーサイエンス テクノロジーリードとして活躍するDoug Walkerは、
以前はコダック社モーションピクチャーディビジョンでシニアプリンシパル・カラーサイエンティストを務めていた。
長年に渡りコダック・リサーチラボおよびプロフェッショナルフォトグラフィー&グラフィックアーツディビジョンでカラーマネージメントの研究開発に従事。
ICC (International Color Consortium、国際カラーコンソーシアム)の設立にも貢献している。
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